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祥雲寺・西澤應貴 副住職

NPO法人 ゼファー
池袋まちづくり
小林俊史 理事長

画家・柴トラ夏子さん

IKENISHI
STORY

SPECIAL INTERVIEW「IKENISHI」を
誰よりも愛する池袋人が語る。

vol.3

池袋を描く画家
柴トラ夏子さんに聞く

池袋の街角を描く理由。
それは、あったかくて心地良い街だから。

INTERVIEW

−柴トラさんの活動内容を教えいただけますでしょうか?

柴トラ夏子さん
基本的には池袋の街並みを描くというのをここ数年続けています。絵だけではなくて、その中に登場する犬や猫、車などの立体作品も合わせて展示するという活動も行っています。

−池袋との接点についてお聞かせいただけますでしょうか?

柴トラ夏子さん
小さい時からお出かけしたり、おいしいお料理を食べに行こうというときは「池袋」、というのが家族のお決まりになっていたんです。サンシャイン水族館へ行ったり、遊ぶのもお買い物も全部池袋でしたね。中学生、高校生のとき芸術の世界に興味を持って、池袋の画材屋さんや東京芸術劇場へ行くようになり、美術大学を目指していたときは予備校が池袋にあったので毎日通うようになりました。いつの年代も池袋と関わっていたので、自分のなかで、 ほかの大きな街とは違う、ひとつ特別な存在になっていったのだと思います。

柴トラ夏子さん
基本的には池袋の街並みを描くというのをここ数年続けています。絵だけではなくて、その中に登場する犬や猫、車などの立体作品も合わせて展示するという活動も行っています。

−池袋との接点についてお聞かせいただけますでしょうか?

柴トラ夏子さん
小さい時からお出かけしたり、おいしいお料理を食べに行こうというときは「池袋」、というのが家族のお決まりになっていたんです。サンシャイン水族館へ行ったり、遊ぶのもお買い物も全部池袋でしたね。中学生、高校生のとき芸術の世界に興味を持って、池袋の画材屋さんや東京芸術劇場へ行くようになり、美術大学を目指していたときは予備校が池袋にあったので毎日通うようになりました。いつの年代も池袋と関わっていたので、自分のなかで、 ほかの大きな街とは違う、ひとつ特別な存在になっていったのだと思います。

−池袋の街⾓をモチーフの絵を描かれていますが、なぜ池袋を描こうと思われたのですか?

絵:柴トラ夏子


絵:柴トラ夏子

−池袋の街⾓をモチーフの絵を描かれていますが、
なぜ池袋を描こうと思われたのですか?

柴トラ夏子さん
そもそも街の絵は描いていなかったんです。予備校に通っていたときも美術大学に進学したあともしばらくは描いていなかったんです。 以前飼っていた猫と犬がいまして、その二人(愛猫と愛犬)が自由に街を歩いている姿を見たいなと思ったとき、一緒に歩き回りたい街はどこかなと考えたら、自然と池袋の街が思い浮かんだのです。

−IAG AWARDS2021で「豊島区長賞」と「八犬堂ギャラリー賞」の
ダブル受賞をされましたが、どのような想いで描かれたのでしょうか?

柴トラ夏子さん
池袋駅から出てきた犬と猫が、池袋のみんなが集まっているところや少し奥まったところも通りつつ、最後に大きな駅に戻ってきて電車に乗って帰るという一連の流れを描いた絵を評価していただきました。自分がよく歩いていた道だったり、ガヤガヤ賑わっている場所だったり、ちょっとした抜け道に入ってみたり。池袋を散策するのが好きだったので、犬と猫も自由に動き回ってほしいなという想いから描きました。
※IAG=池袋アートギャザリング

−受賞されたときはどのようなお気持ちでしたか?

柴トラ夏子さん
池袋を描いた絵を池袋で展示するということが初めてだったので、その機会を持てたということがうれしかったですね。豊島区長から「どうして池袋なのかな?」という質問をいただいて、そのとき自分でもどうしてなんだろうと真剣に考えてみたんです。そうしたら、やっぱり好きだからだよな、という結論に至りました。私にとって、ざっくりとした、でも確実にほかの街とは違う“好き”という想いが、池袋にはあるんだなと再認識する機会になりました。池袋を知っている方に選んでいただいたということがすごくうれしかったです。

柴トラ夏子さん
そもそも街の絵は描いていなかったんです。予備校に通っていたときも美術大学に進学したあともしばらくは描いていなかったんです。 以前飼っていた猫と犬がいまして、その二人(愛猫と愛犬)が自由に街を歩いている姿を見たいなと思ったとき、一緒に歩き回りたい街はどこかなと考えたら、自然と池袋の街が思い浮かんだのです。

−IAG AWARDS2021で「豊島区長賞」と「八犬堂ギャラリー賞」のダブル受賞をされましたが、どのような想いで描かれたのでしょうか?

柴トラ夏子さん
池袋駅から出てきた犬と猫が、池袋のみんなが集まっているところや少し奥まったところも通りつつ、最後に大きな駅に戻ってきて電車に乗って帰るという一連の流れを描いた絵を評価していただきました。自分がよく歩いていた道だったり、ガヤガヤ賑わっている場所だったり、ちょっとした抜け道に入ってみたり。池袋を散策するのが好きだったので、犬と猫も自由に動き回ってほしいなという想いから描きました。
※IAG=池袋アートギャザリング

−受賞されたときはどのようなお気持ちでしたか?

柴トラ夏子さん
池袋を描いた絵を池袋で展示するということが初めてだったので、その機会を持てたということがうれしかったですね。豊島区長から「どうして池袋なのかな?」という質問をいただいて、そのとき自分でもどうしてなんだろうと真剣に考えてみたんです。そうしたら、やっぱり好きだからだよな、という結論に至りました。私にとって、ざっくりとした、でも確実にほかの街とは違う“好き”という想いが、池袋にはあるんだなと再認識する機会になりました。池袋を知っている方に選んでいただいたということがすごくうれしかったです。

−今後も池袋の街⾓をテーマとした絵を描き続けていく予定ですか?

柴トラ夏子さん
ほかの街や駅も描いているのですが、やっぱり池袋はいいよなって戻ってきちゃうんですよね。雑踏の雰囲気とか、人と車とお店の3つが組み合わさったときの池袋にしかないなんとも言えない魅力に惹かれてしまって。いつ行っても、ここのお店は変わったのかとか街の変化に気づくのですが、大きなところで変わっていない。あれ、全然違う駅になっちゃったとかはなくて、そこが池袋の街並みを気に入っている理由なのかなと思います。

柴トラ夏子さん
ほかの街や駅も描いているのですが、やっぱり池袋はいいよなって戻ってきちゃうんですよね。雑踏の雰囲気とか、人と車とお店の3つが組み合わさったときの池袋にしかないなんとも言えない魅力に惹かれてしまって。いつ行っても、ここのお店は変わったのかとか街の変化に気づくのですが、大きなところで変わっていない。あれ、全然違う駅になっちゃったとかはなくて、そこが池袋の街並みを気に入っている理由なのかなと思います。

−どのような風景に出会ったとき、描きたいなと思うのですか?

柴トラ夏子さんが使用している画材

−どのような風景に出会ったとき、描きたいなと思うのですか?

柴トラ夏子さん
街を歩いていて、ここを描きたいからスケッチして持ち帰って描こう、という感じではなく、家に帰ってちょっと思い出せる風景を描くようにしています。自分の絵は写実ではないし、正確ではないけれども、ここにこういうお店があって、こういう道路の形があって、車はこんな種類が多く走っていて、というのをどちらかと言えば記憶によって描いている。そういう意味では潜在的に記憶に残った風景を描いています。確実に人がいない風景ではなく、人がいて、少しでもいいから車や電車が走っているっていう風景が好きなのかと思います。

柴トラ夏子さん
街を歩いていて、ここを描きたいからスケッチして持ち帰って描こう、という感じではなく、家に帰ってちょっと思い出せる風景を描くようにしています。自分の絵は写実ではないし、正確ではないけれども、ここにこういうお店があって、こういう道路の形があって、車はこんな種類が多く走っていて、というのをどちらかと言えば記憶によって描いている。そういう意味では潜在的に記憶に残った風景を描いています。確実に人がいない風景ではなく、人がいて、少しでもいいから車や電車が走っているっていう風景が好きなのかと思います。

−池袋西口エリアは、かつて池袋モンパルナスと呼ばれていた
芸術村がありましたが、アートな街に今後どのように携わっていきたいと
お考えでしょうか?

柴トラ夏子さん
実は、池袋を中心に、こんなにもアートを盛り上げていこうという動きがあることを知ったのが最近なんです。アートや芸術の分野で、いろいろなことに挑戦してみようという街で活動を続けていけたらいいなという想いがあるので、池袋で展示会を開く機会ができたのはうれしかったです。
東京芸術劇場だけではなく、美術館やギャラリーもいろいろなところにあって、フランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館などの芸術作品に触れられる場所もあって、池袋西口エリアは芸術活動が活発ですよね。絵や芸術作品を観ようという足の運び方ではなくて、いろいろな人が街に集まってきて、そこからいろいろな方向に拡散されていくというのが池袋駅周辺の特徴だと思います。アートを目的には来てはいなかったけど、歩いていたらここにこんなアートがあるぞ、みたいな出会いをする、そういう企画に携われたらいいなと思います。

−池袋の魅力を言葉にするとどのような表現になりますか?

柴トラ夏子さん
「いろんなことをギュッとした街」ですね。駅前には観光客や海外からの観光客もいっぱいいて、ちょっと離れれば公園があって、そこに暮らしている人たちが遊んでいて。全部含めて池袋です、という感じが好きです。東口の「ジュンク堂書店」の前の「南池袋一丁目」の交差点は五差路になっていて、西口から上がってくる道からはトラックとかのお仕事の車が通って、そこに東口駅前からお客さんを乗せたタクシーやバスも合流して、そんななか大勢の人が信号待ちをしている。この場所が西口と東口の掛け算が良い感じに混ざり合った場所なのかなと思っています。

柴トラ夏子さん
実は、池袋を中心に、こんなにもアートを盛り上げていこうという動きがあることを知ったのが最近なんです。アートや芸術の分野で、いろいろなことに挑戦してみようという街で活動を続けていけたらいいなという想いがあるので、池袋で展示会を開く機会ができたのはうれしかったです。
東京芸術劇場だけではなく、美術館やギャラリーもいろいろなところにあって、フランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館などの芸術作品に触れられる場所もあって、池袋西口エリアは芸術活動が活発ですよね。絵や芸術作品を観ようという足の運び方ではなくて、いろいろな人が街に集まってきて、そこからいろいろな方向に拡散されていくというのが池袋駅周辺の特徴だと思います。アートを目的には来てはいなかったけど、歩いていたらここにこんなアートがあるぞ、みたいな出会いをする、そういう企画に携われたらいいなと思います。

−池袋の魅力を言葉にするとどのような表現になりますか?

柴トラ夏子さん
「いろんなことをギュッとした街」ですね。駅前には観光客や海外からの観光客もいっぱいいて、ちょっと離れれば公園があって、そこに暮らしている人たちが遊んでいて。全部含めて池袋です、という感じが好きです。東口の「ジュンク堂書店」の前の「南池袋一丁目」の交差点は五差路になっていて、西口から上がってくる道からはトラックとかのお仕事の車が通って、そこに東口駅前からお客さんを乗せたタクシーやバスも合流して、そんななか大勢の人が信号待ちをしている。この場所が西口と東口の掛け算が良い感じに混ざり合った場所なのかなと思っています。

−池袋の西口と東口ではどのような違いがあると思いますか?

柴トラ夏子さん
駅前だけで見ると百貨店や家電屋さんがあって、芸術劇場や水族館などのアミューズメントがあるという点では西口と東口も一致しているのですが、西口の方が生活にフィットしているような印象を受けます。歩いている人の雰囲気も西口と東口では違いますよね。東口はいろいろなところから人が集まって、いろいろな想いを持って、いろいろなところに行くというようなイメージで、西口は同じ目的を持った人が集まって、そのなかで実際にそこで働いていたり、暮らしている人たちが一緒になって歩いているという感じがします。池袋は観光都市ですが、西口はどこか生活感がある、そこがあったかくて好きですね。

−新宿、渋谷などの主要都市と比べて
池袋の良いところはどこだと思いますか?

柴トラ夏子さん
新宿や渋谷も池袋と同じように大規模な開発をしていましたが、池袋はちょっとほかの街とは違うのかなと思っているんです。ひとつの方向に向かってずっと開発が進んでいるというよりは、これは良いなと思ったら取り入れていく柔軟な対応力というか。行列のできるラーメン屋さんがたくさんあるラーメン激戦区だったり、かと思ったらアニメの聖地や画材屋さんがあるマニアックな一面を持っていたり、昔からある本屋さんがずっと残っていたり。どこか“あったかい”感じがします。池袋は、ここには住んでないけれど、住んでいるように受け入れてくれるあったかい街だと思います。

柴トラ夏子さん
駅前だけで見ると百貨店や家電屋さんがあって、芸術劇場や水族館などのアミューズメントがあるという点では西口と東口も一致しているのですが、西口の方が生活にフィットしているような印象を受けます。歩いている人の雰囲気も西口と東口では違いますよね。東口はいろいろなところから人が集まって、いろいろな想いを持って、いろいろなところに行くというようなイメージで、西口は同じ目的を持った人が集まって、そのなかで実際にそこで働いていたり、暮らしている人たちが一緒になって歩いているという感じがします。池袋は観光都市ですが、西口はどこか生活感がある、そこがあったかくて好きですね。

−新宿、渋谷などの主要都市と比べて池袋の良いところはどこだと思いますか?

柴トラ夏子さん
新宿や渋谷も池袋と同じように大規模な開発をしていましたが、池袋はちょっとほかの街とは違うのかなと思っているんです。ひとつの方向に向かってずっと開発が進んでいるというよりは、これは良いなと思ったら取り入れていく柔軟な対応力というか。行列のできるラーメン屋さんがたくさんあるラーメン激戦区だったり、かと思ったらアニメの聖地や画材屋さんがあるマニアックな一面を持っていたり、昔からある本屋さんがずっと残っていたり。どこか“あったかい”感じがします。池袋は、ここには住んでないけれど、住んでいるように受け入れてくれるあったかい街だと思います。

−池袋でお気に⼊りの場所はありますか?

柴トラ夏子さん作業場風景


柴トラ夏子さん作業風景

−池袋でお気に⼊りの場所はありますか?

柴トラ夏子さん
ひとつは先ほどお話しした、「南池袋一丁目」の交差点です。ジュンク堂書店の前から西口方面に降りていくトンネルがあって、車は坂を下りて歩行者は真っ直ぐ歩いて、途中で歩行者も車と一緒に下りて行く地下道が好きです。観光客とか学生が大勢いた東口から歩いてちょっと深くに潜って、ふっと上がったらそこは西口で、働いている人や暮らしている人たちがいて、「これが日常ですよ」っていうような街が広がっている。マニアックですけどすごくお気に入りの場所です。
あとは、小さい時から何かあれば池袋という家族だったので、百貨店もお気に入りの場所です。百貨店がハシゴできる距離に集まってることってなかなかないですよね。北海道展とか物産展が好きなので、今でも家族で年に2回は池袋の物産展に出かけています。一回目はこちらの百貨店で、2回目はこちらの百貨店とか使い分けをしたりして楽しんでいます。

−池袋の街を一言で表すとしたらどのような言葉でしょうか?

柴トラ夏子さん
「なんでもありだよ、池袋」ですかね。「なんでもあるよ」っていうとほかの街にもあるのですが、池袋はいろいろなことを好意的に受け止めてくれる街だと思うので「なんでもあり」です。街の開発とかもパーっと一掃して、パーっと建てるとかではなく、池袋は一つひとつ造っていって、一緒に変化を楽しませてくれているような気持ちにさせてくれます。前に見た風景と違うけど、自分の知らない駅になってしまったとか、自分には似合わない街だなとかではなく、街が変化しても居心地の良さは残してくれるように思います。

−今度、池袋を題材にした絵を描くとき、
どの辺りを描いてみたいというイメージはありますか?

柴トラ夏子さん
以前通っていた予備校が椎名町方面にあったので、池袋駅から椎名町辺りの街並みを描いてみたいですね。立教大学周辺の街並みは今でも覚えていて、コインランドリーやお弁当屋さんがあって、すぐ近くにコンビニができて、それでもやっぱりお弁当屋さんは人気があって、というような自分が抱いている街の雰囲気を描いてみたいです。ふらっと、あの辺りを歩いたら、きっと描きたい風景が出てくるのではないかなと思います。
池袋西口エリアの街の雰囲気って、本当に不思議なんですよね。お店もあるし、車通りも多いし、人はいっぱいいるけど、なぜか馴染ませてくれる、受け入れてくれているような気がして。「ほんわかしている街」っていうのが、池袋西口エリアの街の魅力なのかなと思います。

柴トラ夏子さん
ひとつは先ほどお話しした、「南池袋一丁目」の交差点です。ジュンク堂書店の前から西口方面に降りていくトンネルがあって、車は坂を下りて歩行者は真っ直ぐ歩いて、途中で歩行者も車と一緒に下りて行く地下道が好きです。観光客とか学生が大勢いた東口から歩いてちょっと深くに潜って、ふっと上がったらそこは西口で、働いている人や暮らしている人たちがいて、「これが日常ですよ」っていうような街が広がっている。マニアックですけどすごくお気に入りの場所です。
あとは、小さい時から何かあれば池袋という家族だったので、百貨店もお気に入りの場所です。百貨店がハシゴできる距離に集まってることってなかなかないですよね。北海道展とか物産展が好きなので、今でも家族で年に2回は池袋の物産展に出かけています。一回目はこちらの百貨店で、2回目はこちらの百貨店とか使い分けをしたりして楽しんでいます。

−池袋の街を一言で表すとしたらどのような言葉でしょうか?

お話を伺った柴トラ夏子さん

柴トラ夏子さん
「なんでもありだよ、池袋」ですかね。「なんでもあるよ」っていうとほかの街にもあるのですが、池袋はいろいろなことを好意的に受け止めてくれる街だと思うので「なんでもあり」です。街の開発とかもパーっと一掃して、パーっと建てるとかではなく、池袋は一つひとつ造っていって、一緒に変化を楽しませてくれているような気持ちにさせてくれます。前に見た風景と違うけど、自分の知らない駅になってしまったとか、自分には似合わない街だなとか、街が変化しても居心地の良さは残してくれるように思います。

−今度、池袋を題材にした絵を描くとき、どの辺りを描いてみたいというイメージはありますか?

柴トラ夏子さん
以前通っていた予備校が椎名町方面にあったので、池袋駅から椎名町辺りの街並みを描いてみたいですね。立教大学周辺の街並みは今でも覚えていて、コインランドリーやお弁当屋さんがあって、すぐ近くにコンビニができて、それでもやっぱりお弁当屋さんは人気があって、というような自分が抱いている街の雰囲気を描いてみたいです。ふらっと、あの辺りを歩いたら、きっと描きたい風景が出てくるのではないかなと思います。
池袋西口エリアの街の雰囲気って、本当に不思議なんですよね。お店もあるし、車通りも多いし、人はいっぱいいるけど、なぜか馴染ませてくれる、受け入れてくれているような気がして。「ほんわかしている街」っていうのが、池袋西口エリアの街の魅力なのかなと思います。

※上記は2021年9月19日に取材・撮影をした内容をもとにしております